ACNA

合気道国立文化協会(ACNA)はミッシェル・ベカール師範により1980年6月にパリに創立され、フランスのスポーツ省に登録、承認されている。

 

2016年4月1日より、ACNAは東京の合気会本部道場により公認されている 。

ACNAでは稽古は毎日行われ、全てのレベルに対応している。ACNAでは年間を通じてミッシェル・ベカールによる外部に開かれた研修会を行っており、時に段位の授与式も行う。

当研修会では芝盛平翁先生の精神および合気会本部道場の規則に基づいて合気道の体術と武器技を学び、技を深めることを目的としている。

また研修会においては技の理解も大事ではあるが、我々が最も大切にしているのは研修会の精神である。それは合気道を行う際に大切な尊敬、礼儀、友情そして実直な精神と言えるだろう。

 ACNAにおける段位

 

ACNAによる段の授与は東京合気会本部道場の規則を守って技の披露あるいは指名制度によって行われる。

ACNAにはいわゆる段の取得試験といったものはない。日々の稽古を通じてミッシェル・ベカールはACNAに学びに来る生徒と接し、各人のレベルを完璧に把握している。これゆえに時には失敗をはらむ試験を通じた評価をするということは行わない。技の披露会では各個人が自分の合気道を披露することになる。ACNAに付属する外部道場から参加する生徒に於いてもミッシェルは研修会の際にその生徒のレベルを知ることができ、段の披露会へはその生徒の道場の指導員の判断のもとミッシェル・ベカール師範に生徒を紹介する形で受け入れることをしている。

段の披露会において、各生徒は各自のレベルと経験に見合った技術を披露することとなる。具体的には座り技、半身半立ち技、立ち技そして武器技である。技術の披露の際にウケの存在も大切であり、道場の生徒の中からミッシェルによって選ばれた複数の生徒たちがウケとなる。

 

段の取得には正しい技術を身につけていることが大事であるが、それだけでなく稽古における忍耐力や積極性、合気道の経験の長さ、また、合気道やACNAクラブの価値観に見合った精神性も評価されることとなる。

 

段の構成

 

六級から一級

初段(初心者レベル)

弐段

参段

四段

五段

六段

七段

 

国際規定改訂版 (遵守事項) 第四条

 

(2)段位は、合気道道主によって允可され本部に登録されたものを正統なものとし、各国の国内法規上の理由などによってその国の段位が発行されている等の事情如何に関らず、必ず本部の 段位を取得する。

 

当ACNAクラブは公益財団法人合気会東京本部道場の規則を厳守しています。

 

ACNAクラブにおける肩書き 

 

副指導員

道場の生徒に技を教授できる程度に十分な経験保持者。少なくとも二段の保持者。技術面において生徒の見本となる。

 

指導員

合気道に関して充分な経験保持者であり、少なくとも四段取得者であることが条件となる。合気道の技術面においての見本を示す役割を果たすとともに道場の生徒と師範との橋渡し的存在である。

 

師範

当道場の最高指導者。師範は合気道の技術とともに精神面でも道場の生徒の鏡となる存在であり、その肩書は六段から得ることができる。また師範は合気会本部道場と直に交流することによって、合気道の創始者植芝盛平が築いた合気会の技、精神性や価値観を当道場に伝え、次世代に伝える責任を担う。さらには他の合気道クラブの存在を視野に置きつつ東京合気会本部道場の精神に則って当道場の発展に努める責任を負う 。

個人、団体によるACNAクラブの会員を常時募集しています。

2008年ベルシー(フランス・パリ)にて。受け:シリル・ルフェーブル