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ミッシェル・ベカール師範

ミシェル・ベカール 合気会七段。 フランス パリ19区 ショモン道場師範。

ミッシェル・ベカールは1946年7月13日フランス北部リール県にて生まれた。1954年には両親と共にパリに引越し12歳よりジュリ・フィリップのもとで柔道柔術を学び始めた。デュニエールとデルフォージュによる合気道の一般稽古の際に初めて合気道と出会った。

1964年18歳の時、当時パリの北駅にあった道場で野呂昌道師範のもとで合気道を学んだ。のちにコンスタンス通りへ移った道場にてミッシェル・ベカールは指導員の資格を得た。

野呂師範の道場にて田村信喜、千葉和雄両師範と出会う。開祖・植芝盛平翁の弟子のこれら三人の師範と合気道を学び、影響を受けた。

野呂昌道 (写真右側)。受けのミシェル・ベカールと。1970年パリ、マルカデ・パラスにて。

ミシェル・ベカール。1971年、野呂昌道のパリ道場の指導者として。

1972年、同じく植芝盛平翁の弟子で米国にいた山田嘉光師範と出会い、同師範について米国、欧州、フランスにて合気道を学んだ。

田村信喜(写真右側)。受けのミシェル・ベカールと。1978年フランス国立スポーツ体育研究所にて。

田村信喜(写真右側)。受けのミシェル・ベカールと。1990年。

植芝盛平翁の弟子、小林裕和、引土道雄、有川定輝、諸師範より合気道を学ぶとともに、居合道、居合術、剣術などの武道を学んだ。

70年代初頭に UNA (Union Nationale D’Aïkido)の基となるACFA (Association Culturelle Française d’Aïkido)に入会し、最終的にFFAB (Fédération Française d’Aïkido et de Budo)に属しDTN (Délégué Technique National)となり、たくさんの弟子を持った。

1973年から1980年の間、パリのINSEP (Institut National du Sport, de l’Expertise et de la Performance)にて師範の指導を担当し、フランスにおける合気道会の統一を試みた。

 

1979年、合気道の指導を本職とすることとなり、80年6月には合気道国立文化協会(ACNA 、Association Culturel Nationale d’Aïkido)を発足した。

2013年ミッシェル・べカールはACNAと共にFFABより脱離した。

千葉和雄先生とミシェル・ベカール。

千葉和雄先生(写真右側)。ミシェル・ベカールと。1999年メジャンヌ=ル=クラップでの実習にて。

山田嘉光先生。2011年ACNAにて。

2012年8月、べカールは合気会本部道場より師範の資格を授与された。2年後の2014年1月12日、東京の本部道場にて山田師範同席のもと、道主によって七段の段位を允可された。

現在、パリのACNAにて合気道を教えつつ、U.Be.A (Union Belge d’Aïkido) の顧問をも務め、フランス国内及び欧州において数々の講習会や段位の審査会を開いている。

2016年4月1日、ACNAは東京の合気会本部道場により公認道場として認定された。

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